息子(小2)と一緒にscratchを始めようと思うんだ。
小学校でもパソコンが支給されたり、プログラミング教育が必修化されるんでしょ?
文科省が打ち出した「GIGAスクール構想」により学校で1人1台の端末(パソコン、タブレット)が支給され、2020年から小学校でもプログラミング教育が必修化となりました。
我が家では息子の8歳の誕生日に「ノートパソコン」をプレゼントしたこともあり、親子でスクラッチの学習を始めました。
この記事では「親子ではじめるスクラッチ」として、以下に焦点を当ててご紹介致します。
- 子供ができた内容
- 子供には難しかった内容
- 興味を示した内容
- 親が感じたこと
小学生でスクラッチをはじめたい方や、親子で実施してみたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
はじめてのscratch:恐竜キャッチゲーム
私はscratchの経験はありません。これを機に息子とscratchデビューしました!
息子の情報は記載の通りです。
・小学2年生
・パソコンのON/OFFはできる
・マウス、キーボードは操作できる
・ローマ字入力はできない
・アルファベットは大文字/小文字読める
使用した教材
ゲームの概略
- スクラッチの基本とキャラの動かし方を学ぶ
- マウスをクリックすると恐竜が口を開ける
- 落ちてくる食べ物を口でキャッチする
完成したゲームはこちら↓
開始から約1.5時間で完成しました。
子供ができた内容
- 指定したブロックをブロックエリアからドラッグ&ドロップ
- プログラムの実行(緑の旗)と停止(赤いボタン)
- スプライト(絵)をドラッグして動かす
- スクリプトエリア内のブロックの連結&解除
- ブロックをマウスでクリックしたり、スプライト(絵)を好きな位置に動かしたりして楽しんでました。
- ブロックの連結や解除も、何度か繰り返すうちにすぐに覚えました。
- 親が指示したブロックを並べるだけでも良いのかもしれませんが、ブロックの塊ができたらそれぞれの「ブロックの意味」を伝えるようにしました。
最初のうちは分からないとおもいますが、プログラミングで重要なのは暗記ではなく、できることを知ることです。
「あの時これができたから、今回はこうしてみよう」と色々いじってみることがとても大切です。
子供には難しかった内容
- テキスト(漢字)を読む
- 使用するブロックを指定する
- ブロック内に半角数字を入力
息子は小2なので、習っていない漢字は読めません。
テキストは先生と生徒の会話形式で進んでいきますが、それを見ながらやるのはまだまだ難しいと思います。
それとブロック内に数字を入力するのですが、マイナス(-)や小数点の数字(0.1)などの入力には少し手間取っていました。
息子が使っているパソコンは13インチでテンキーがついていません。
数字の入力はたくさん出てくるので、最初のうちはテンキー付きのものが良いのかもしれません。
興味を示した内容
- ゲーム内の効果音
- 使用しないブロックも色々いじっていた
- 「これを使ったらどうなるの?」と頻繁に聞いてきた
scratchにはゲーム内で使用する効果音が沢山登録されています。
そして音を自分でカスタマイズしたり、自分の声を録音したりすることが可能です。
息子は音に興味を示し、気に入った音をカスタマイズして喜んでいました。
親が感じたこと
- 親の付き添いは必要
- 興味があるところは自由にやらせる
- 子供がやりたいと言ったら必ず付きそう
この本は漢字にフリガナが振られていません。
小2の息子が習っていない漢字が使われているので、親が読んであげる必要があります。
仮に漢字が読めても難しい部分が沢山あるので、親の付き添いは必須だと思いました。
書かれている手順も飛ばしてしまうことが多々あり、バグ(正常に動かない)が生じます。
バグが発生することはプログラミングでは避けられませんが、バグを修正することによって大きな理解を得られます。
そしてバグの解決に一緒に悩んで考えることも、非常に良い経験になると思いました。
- 基礎知識としてパソコンの操作やキーボード入力、テキストの読解力
- scratchの操作、コードの理解、ブロックの組み方
scratchは簡単にプログラミングを学ぶことができますが、理解するのは簡単ではないと思いました。
大人でも大変なことをたくさん覚える必要がありそうです。
- 次はいつできるの?」とか「これからscratch一緒にできる?」といってくれた
- 自分で作ったゲームを動かすのが楽しそうだった
- 親子で一緒に過せて喜んでいた
まとめ
scratchでゲームを作ることは小学校低学年だと難しいところがたくさんありますが、それはマイナスにはならないと思います。
ゲームを作り終えると息子はすぐに「次のゲームも作りたい!」とやる気満々でした。
- ホームページ制作事業を展開しています
- 東証プライム市場の企業でSE、IT推進業務をしています
- 職場では従業員へのスキルアップ講師をしています
- ITパスポートを取得しています
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